1戸目取得のためにするべきこと

こんにちは。

 

 

1戸目の物件を取得したのが2019年の8月のことでしたので、そこから2年10か月が経ちました。1戸目を取得してからはコツをつかむことが出来たようであれよあれよと10戸目まで取得を進めることができました。

 

 

いま思うと1戸目の取得が最もハードルが高く一歩踏み出す際にも勇気が必要であったことを鮮明に覚えています。

 

 

不動産に興味があって調べている方も、残念ながら全員が1戸目の取得にまで到達できるわけではないと思われます。物件の調査や書籍での勉強など継続しきれずに挫折してそのまま本業の忙しさにかまけてしまうというケースもありそうです。

 

 

逆に、難しそうに見える1戸目のハードルさえ超えてしまえばあとは2戸目、3戸目、その先へ、とどんどん進んでいける気がします。

 

 

いま振り返ってみると、1戸目を取得するために、何がうまく行った要因であったのか、なんとなく言語化できるようになっていました。

 

 

主には下記3点でした。

 

 

①物件検索を短時間でもいいので毎日続けたこと

②失敗した際のリスクを適正に見積もったこと

③先に進んでいる先輩方がいらっしゃるコミュニティに顔を出し続けたこと

 

 

①物件検索を短時間でもいいので毎日続けたこと

 

恐らく1戸目の不動産を買おうという方は、会社員でも個人事業主でも何らか本業という職業がある人が多いと思われます。本業で日中は忙しいので、不動産に使える時間は一日のなかでもわずかではないでしょうか。

 

そんな中でも毎日不動産に何かしらの手段で触れ続けることが大事だと感じてます。

 

挫折するケースは、

 

「興味を持って調べ始めたけど仕事が忙しくなってそれができなくなった。1日だけさぼるつもりだったのが、2日、3日、1週間とどんどん伸びていってしまって気づいたら不動産から離れてしまった…」

 

こんな感じであることが多いのではないでしょうか?最悪、1日5分でもいいので物件検索をネットでするだけでもいいのでやれるといいですね。一度さぼるとサボりに歯止めが利かなくなりがちなので、何としてでも継続することです。

 

また、1日わずかの時間でも不動産に触れていると、運転しているときやお風呂に入っているとき、何かの隙間時間などでふとした瞬間に不動産のことを思い出します。例えば「いままでこういう検索の仕方をしていたけど、今度はこういう条件を加えて見てみようかな」など突発的に良いアイディアが浮かび、検索のやり方が進化することがあります。

 

ちょっとしたことでも閃いて、検索のPDCAが回っていくとどんどん上達して気づけばよい物件に巡り合いやすくなっているはずです。

 

 

②失敗した際のリスクを適正に見積もったこと

最初は不動産投資の全体像が見えていないので何もかもがリスクに思えて一歩踏み出せなくなりがちです。

 

修繕でどれくらいの費用が掛かるのか、売買の諸費用はどれくらいかかるのか、果たしてこのエリアで貸せるのか、などなど。

 

一番大きいのは、私の中では「果たしてこの物件が貸せるのか?」ということでした。

購入して修繕して数百万単位でかかっても貸せないかもしれない、と不安でした。

 

今となっては「かなり安く募集すればどんな物件でも貸せる」という発想に至っているので良いのですが、当時はそんな考えには到底及びませんでした…汗。

 

当時気づけて良かったのが、「最悪しばらく募集して貸せなかったとしても、購入額に近いくらいの額で売却できる」ということです。

 

物件は200万、リフォーム+プラス諸費用で50万、総額250万くらいかかりました。

ただその200万の物件は問い合わせが割と多く私が購入した後にもいくつか問い合わせが来ていた、と売買の業者さんがおっしゃってました。だから「200万で売りにだせば売れるだろう。仲介手数料とリフォーム代で損するにしても100万もかからない」と気づきました。

 

当時の自分は不動産のために支出を切り詰めて年間で150万は貯めていたので1年また貯金すればリカバリーできるか、くらいの気持ちになれたので一歩踏み出せました。

 

ちなみに1号物件はそのあと難なく貸すことができ、総額250万ほどかかった費用のうち、2022年6月時点ですでに100万以上は家賃として回収できています。このまま貸し続けて元本250万円ほど回収出来たらオーナーチェンジで売却するつもりです。

 

③先に進んでいらっしゃる先輩方がいるコミュニティに顔を出し続けたこと

 

これも大きいですね。大家の会に所属させてもらってたので、困っていることがあれば近くにいる先輩大家さんに質問ができました。先人たちは「それはこうすれば良いんだよ」と気さくに教えてくれました。

 

自分が悩んでいる課題は、とっくに先輩方はクリアされていて、「自分もできる!」という前向きな気持ちにどんどん変わっていったのでした。

 

また、不動産で稼いでる先輩方の話を聞いているうちに「自分も早く挑戦しないともったいない。機会損失が生じている…」という気持ちになり、”自分には難しい”という不安から”はやくやらないとマズイ”という不安に変わっていったのでした。

 

そうこうしているうちに、毎日の物件検索は継続出来て、多い時は1日4件の内覧など行動量が増えていき、気づいたら1戸目を買っていました。

 

まだ踏み出せない方は上記の①~③まで意識してみると良いと思います。

この記事が悩んでいる方の背中を押す内容になっていれば嬉しい限りです。