DIY?外注?

こんにちは。記事の閲覧ありがとうございます。
本日はリフォームについて記載してみます。

 

私の周りには、いわゆる”ボロ戸建”を購入してかなりの手間とお金をかけて直している方がいます。築古物件の場合、一般的には取得してそのままの状態で貸しに出すことは少なく、何らかのリフォームをして募集することがほとんどです。


この時に、大家さんによってリフォームのスタンスが分かれます。
DIY(Do It Yourself、つまり自分でやること)派か外注派です。


DIYがいいのか、外注が良いのか。こちらの問いについては一律の答えは存在しません。その人のおかれる状況や志向によって最適解は変わるためです。

 


DIYの何がいいのかというというまでもなく費用を抑えられることではないでしょうか。例えば、和気群にある6号物件だとリフォームに総額60万強、残置物撤去に40万弱、合計100万ほどかかっています。

 


壁紙やクッションフロアなどDIYができる人であれば自分でできてしまうようなリフォームもすべて業者さんに依頼しました。残置物撤去も市営のごみ処理場などに持ち込めば処分してもらえますので自分でやろうと思えばできるはずです。
恐らくDIY派の皆さんからすれば「そんなお金かけてよく外注するよね」と感じている方もいるでしょう…。きっとやってできないことはないのでしょうけど私はDIYはしません。

 

経済学の概念で比較優位という理論があります。

比較優位 - Wikipedia


人はそれぞれに得意な領域がありそちらに集中したほうが良い。
生産した財は通貨を通じて交換する。
そうすることで経済活動は最適化されるという考え方です。

 

 

私はモノづくりや作業が苦手です。
それよりも物件を安く仕入れる作業のほうが圧倒的に得意です。
私は仕入れに集中する、安く仕入れたことで浮いたお金でリフォームは外注するというのが自分的には最も効率的です。資金は融資を引いて調達することも可能です。
また、お医者さんなど本業の年収、時間当たりの給料が高い方は時間をかけてリフォームするよりも少し残業したほうがお金は稼げて効率的でしょう。

 


しかしながら効率性を求めるだけが不動産ではありません。
大家仲間の方々とお話ししていると、どうやらDIYそのものに遣り甲斐を感じている方もいます。ほとんどすべてのリフォームを自分で終わらせることができる方も…。こういう方は自分でリフォームすることが楽しいからいいのでしょう。

 


また、結局は外注するにしても一度一通り自分で経験してみるのも有意義です。
「この作業なら自分でやるとこれくらいの時間がかかる、それなら確かに〇〇円払って外注したほうが良い」という感覚をつかんだ上で外注するのも大事です。
実際1号物件では簡単なリフォームはやりました。ただ、わざわざ物件までいくこと、作業にかかる時間と天秤にかけると自分には合わないとジャッジしたのです笑。

 


こうして私は不動産は投資と割り切って効率的に進められる外注派になったのでした。