自分の時給を知ること

こんにちは。

 

 

副業に取り組むうえで意識しておきたいことについて記述します。

それは「自分の時給を把握する」ことです。

時給とはもちろん「1時間働いてもらえる時間」のことです。

 

 

私がメインで取り組んでいる不動産投資だけでなく、ブログ、せどり、プログラミングなど副業はなんでも取り組み始めてから急に利益があがるわけではありません。どうしても収益化するまでには時間がかかります。

 

 

副業は「短期的に見ればマイナスだが、中長期的にみればプラス」の構造です。

 

今月の月給を増やしたければ副業に1時間取り組むよりも、残業に1時間取り組むほうが効果的です。

 

ただ生涯年収を増やしたければ、1時間残業するよりも1時間副業したほうが絶対プラスだと思うんです。長期的な視野で見たときに「自分の一時間の価値って〇〇円だから、それくらいの金額ならぐっと我慢していまは副業に取り組もう」と思えるようになることが大切です。

 

そこで、自分の時給を計算してみました。

時給は、

 

時給 = (A)基本給 / (B)1日あたりの所定労働時間 × (C)営業日 

 

で計算できます。

 

(A) 今年度から私の基本給は292,500円になりました。

(B) うちの会社は9時~17時勤務で間の1時間は休憩必須です。

     実際1時間も休んでないですが汗、7時間で計算します。

(C) 月によって変動しますが、2022年4月で計算すると20日でした。

 

(A)~(C)を当てはめると、

 

292,500円 / 7時間 × 20日 ≒ 2,089円

 

となりました。

すべての自分の行動は自分の時給を基準にするとわかりやすくなります。

 

たとえば会社の人に飲みに誘われていくかどうか検討するとします。

3時間拘束されて5千円の費用がかかるという前提です。

 

3時間 × 2,089円 + 5,000円 = 11,267円 となります。

 

交通費などかかるのであればもちろん別途追加でプラスのコストになりますね。

こうやって考えるとあまり会社の方との飲み会はあまり有益じゃないかもしれませんね…。結局上司への愚痴、ゴシップ情報の交換くらいにしかなりませんし。

 

では残業はどうでしょうか。ちなみに残業すると1.25の係数がかかりますので、

 

2,089円 × 1.25 × 1時間 = 2,611円 となります。

 

この金額はお金のない特に若手社会人にとっては魅力的に映るはずです。

でももっと長い目で見ておく必要があります。

 

 

いまの私の家賃月収は本業の基本給をゆうに超えています。

もちろん月収と手残りはイコールではありません。借り入れの支払い金利、管理会社への管理料、税金など様々な支出があり手残りはもっと少ないです。

 

ただこの月収、手残りを得るためにいまの私が稼働することといえば、たまに発生する管理会社とのやりとり、税金関係の支払いなどです。月の稼働で言えば5時間くらいでしょうか。

 

5時間で数十万稼いでますので時給換算すれば残業するよりも何十倍もいいですね。

こうやって副業とは中長期的にペイするものです。

 

ぜひ長い目で見て取り組みたいですね。