海外の不動産業界

こんにちは。記事の閲覧ありがとうございます。

 

 

前回は、私が本業のほうで視聴した不動産のDX推進に関する講演の内容について紹介しました。本日はその続きです。

 

 

その講演の中で海外の不動産とDXのかかわりについて事例の紹介がありました。

 

 

世界をけん引する企業の括りでGAFAという呼び方は聞いたことがあるのではないでしょうか。不動産のDX化を推進する企業のくくりではZORCという呼び方があるんだそうです。

GAFAの不動産テック版「ZORC」とは | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

 

  • Zillow(ジロウ)
  • Opendoor(オープンドア)
  • Redfin(レッドフィン)
  • Compass(コンパス)

上記4社の頭文字をとってZORCと呼びます。

 

 

例えばZORCであれば、物件の買主が欲しい条件等をZillowに提供。物件を売るエージェントが広告費をZillowに支払い物件情報を掲載し買主を見つけるという流れだそうです。仲介業者がいなくても売買を成立させるような仕組みを作っていこうということでしょうか。違うかもしれませんが、suumoが物件情報を載せるだけでなく売買の仲介までやってしまうようなイメージかもしれません。これが日本でも実現すれば間に挟まるひとが減ることで利益を抜かれることが減り買主・売主ともにwin-winになるんでしょうね。同様のことは売買だけでなく賃貸でもきっと実現できそうです。

 

ちなみに賃貸はechoesやウチコミのように大家さんが直接ポータルサイトに掲載するようなサービスが日本でもありますので徐々にこういった流れが拡大するのでしょう。

 

Opendoorはアルゴリズム・AIを活用して不動産の価格を推定。直接買い取りするのだそうです。売買物件の金額の決定をベテランのノウハウなどにたよらずにアルゴリズムを使って査定できるようになっているそうです。

 

何というか、こういったサービスの存在をしっかりと認識していること、その対応を考えておくことは大事だと思います。やはり投資や不動産賃貸業を行っていると、ある物事を知っているのと知っていないのとで本当に大きな差がつくと感じます。

 

 

スマホができた当初からいきなりすぐに買って使い始めた方は多くなかったでしょう。しかし今となってはスマホを使えない人はどんどん取り残されてしまいます。新しい物事に適応できる準備や心構えは大事だと感じる良い機会でした。